いま この瞬間に

いま　この瞬間に 感じたことを　感じたままに行う

それに集中して　それを丁寧に行う

瞬間　浮かんできたそれを

受け取って行う

ただ　それに意識を向けて　丁寧に行う

その瞬間　 そこに存在する　それを受け取り

ゆっくりと感じ　それが語るのを聴きながら行う

意識を向けるのは

時間という瞬間　ではなく 瞬間そこにある　それに　向ける

語るのを聴くのは

行う先の対象　ではなく 瞬間そこにある　それに向けて　傾ける

計画はしない　未来は考えない 過去を　参照にする必要もない

ただ　そこにある その瞬間に　意識を合わせて行っていく

細切れに　消えたり現れたりする

その　それに

何の囚われもない　わたしが

ただ　そこに意識を向けて 永遠にそこにある　それを受け取って

ただ行う

その行いに　行為者は必要ない

瞬間に現れてくる

その行いと　一体だからだ

時間は見えない

瞬間が　永遠にそこにあるからだ

そして　それは

決して　消えることがない

だけど　その行いに

迷いや戸惑い　意向や意欲 価値判断や評価を　少しでも感じたなら

その　そこからは　離れている

瞬間に

ずっと居続けることは　不可能だけれど

それが　認識できるようになると

ただ　現れるそのことだけが

価値あるものと　なってくる

そこにはいつも　ただ　あるがある

そして　大事なのは 瞬間に生きること　ではなくて

自分は　どこに価値を置いているのかを　知ること

この世界で 永遠に続かないことには　価値はないから

自分はどこに価値を置いているのか　を認識すれば それは自ずと　起こってくるから･･･