今や 心は

外に　何かを求め

外に

何かを　探そうとする時

心は　必ず騒めいて

穏やかでなくなるのが　わかる

今や　心には

息吹きが訪れ　ゆったりと

春のような　穏やかさと

真昼のような　長閑さと

源の　中で

ひとつであることの　安らぎ

そこだけが　私の居場所

そこだけが　私の息吹

警戒を　怠ることなかれ

されど　自らの眼差しを

そこから　反らすことなく

警戒は

心の外側にではなく　心の内側へ

私を　脅かすものは

わたし自身の　心のみ

今や　心は

脅かされることの　なき場所で

ただ　寛いでいるだけ

そして　それは

次第に　それが

私であることの　認識へと変わるだろう

外へと　探し求めるものは

何も　ない

外へと彷徨い　歩くことも

何も　ない

ひたすらに　歩き続けた

この　道の

終わりに　近づいていく

その　過程の中で

過去は　すでに

過ぎ去っているのだから

過ぎ去ったことを　振り返ることなく

過ぎ去ったことを　惜しむこともなく

ただ　行く先だけを見つめて

真っ直ぐに

最後まで　歩み続けていこう

私が　必要とするものは

外にはなく

私を　満足させるものは

過去には　ない

心の　騒めきも

心の　揺れ動きも

全く必要としない　その場所へ

私は　向かっているのだから・・・