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ACIMの​赦しと学び

​ACIMとは​

~ 概要 ~

ACIMは、1965年、ニューヨークのコロンビア大学長老派医療センターの博士で無神論者だった

フロイト派のアメリカ人心理学者 ヘレン・シャックマン助教授の 内なる心の声から生まれたものです。

イエス・キリストと思われるその声に従い 口述筆記されたその内容は、1972年まで続き、

教科書にあたる「テキスト」、実習用の「受講生のためのワークブック」、

補助参考書的な「教師のためのマニュアル」の三部の他に、後に付録として加えられた

「精神療法」「祈りの歌」を含めた構成の 1200ページを超える 心ための独習用カリキュラムとなっています。

それらの内容は、

同僚の心理学部学部長 ウイリアム・セットフォード教授の 全面的なサポートによって、

すべてタイピングされていきました。

※「ヘレンとウイリアム」参照

その後、

ケネス・ワプニック心理学博士と ジュディス・スカッチ教授が関わることで、ACIMの道が拓かれていきます。

そして、ACIMが生み出される 最初の口述から10年の歳月を経た 1975年、

ACIMを正しく伝えて行くための組織として設立した FIP(内なる平安のための財団)により公にされ、

翌年、ACIMは 出版されました。

1983年には、

「ACIMの受講生たちが、このコースの思考体系についての理解を概念的にも体験的にも深めて行き、

彼らが自分達の人生において、イエスの教えをより効果的に伝える道具となり得るよう、手助けをすること」を

目的とした、FACIM(奇跡講座のための財団)により、教育センターが設けられます。

そこで、「ACIMの原理を 真に理解することなくして、それを 効果的に実践することは不可能」という考えのもと、

ケネス・ワプニック博士が、その理解をサポートする形で​、‟教えること” 始められていきました。

そうした流れの中で、ACIMは、今や 27か国語に翻訳され、(2019年現在)

世界中の人々の心の道を 先導してくれるものとなっています。

日本でも、ACIMは、個人的な翻訳によって出版されたものや、

ACIMを学んだ方々の書物やインターネットなどによって紹介され、少しずつ普及してきました。

 

ただ、「ACIMを 正しく後世に伝えていく」という

FACIM(奇跡講座のための財団)の 公認邦訳プロジェクトのもとで、

ケネス・ワプニック監修 加藤三代子/澤井美子 のチームによって

中央アート出版より ハードカバーの3冊が刊行されたのは、2011年~2014年のことでした。

 

これは、ワプニック博士の指導を受けながら、

ACIMを学んだ翻訳者によって刊行される といったプロジェクトでしたが、

「ACIMについての理解や見解が一致されたチームとして機能するまでに、20年もの歳月を要した」

ことにあるようです

※「ワプニック博士とACIM」参照

JACIM」によると

ACIMの邦訳プロジェクトに関して、翻訳するまでに 20年もかかったことの要因の一つとして、

「翻訳者である学習者同士の ACIMに対する理解の相違が一致しなかったために チームが成り立たなかった」

記されている通り、私たちは、たとえ同じ環境で、同じように学習していたとしても、

その理解は、異なってしまうようです。

それは言うならば、たとえ、それを深く学んだ人たちのプロジェクトであったとしても、

新たな理解について学ぶという ACIMの教えは、私たちにとって、とても理解しがたいことなのだ ということ、

それだけ 私たちは、新しいことを受け入れることに対する恐れがあるのだ いうことを示す、

ひとつの事例なのだと思います。

ただ、ACIMの言葉を借りるなら、全てが「赦しの機会」です。

この世界のすべてを教材にして、新たな学びを習得していくという ACIMのカリキュラムそのものであり、

赦し」が必要とされ、それを実践するチャンスです。


こうした「ACIM」にまつわる過程ですら、

私たちは、「赦しの機会」として教材にすることができるのだと教えてくれているような気がします。

 

 

そうして、20年の時を超え、

2011年~2014年にかけて ハードカバーの三部作として刊行されたACIMは、

2017年には ソフトカバーの普及版「奇跡講座(上・下巻)」として 新たに刊行されました。

現在は、AICMを邦訳した FACIM公認の翻訳者 加藤三代子/澤井美子 両者による

JACIM(奇跡講座 学習支援サイト)」や、

その中で紹介する ワプニック博士の動画、さまざまな補助教材をはじめ、

その他、ACIMを学んだ人たちの書物やHP、動画サイトなどによる知識や理解が普及され、学習者も増えています。

~ ACIMと私たち ~

そんなACIMの歴史的背景の中で、私たち二人も「奇跡講座」に出会いました。

2005年を過ぎてから、りょうこうが初めて田中百合子さんの翻訳を目にしたのち、

2016年にネット上で翻訳されている方のサイト「There Is No Spoonで、365のレッスンを始めます。

2017年、りょうこうから勧められたCHIEKOは、同じサイトで365のレッスンを始めたのち、

途中から、2017年に刊行された ソフトカバーの普及版「奇跡講座(上・下巻)」によりレッスンを進め、

その後、りょうこうと共にテキストを読み進めてきました。

※​「共に歩む 赦しの物語」参照

そうした流れから、 私たちの学びにおける理解の助けとなったほとんどは、

ワプニック博士からのものが多くあります。

いくつか、ACIMを学ばれた方の書物やHP等にもお世話になりましたが、

ワプニック博士及び、

博士に直接指導を受けた 翻訳者お二人による「JACIM(奇跡講座 学習支援サイト)」や

それに関する書物、さまざまな補助教材等は、幾度となく、そして 大いに活用させていただきながら、

ACIMが示す 正しい理解に添うようにと、学びを深め続けています。

 

 

 

このサイトでシェアさせていただく内容や理解は、ACIMを教えることに尽力された ワプニック博士と、

それを継承する 翻訳者 加藤三代子/澤井美子 のお二人があってこそのものです。

そして、ヘレン、ウイリアム両博士、ACIMを継承するべく ACIMに関わった、すべての人たちのおかげです。

また、ACIMの理解しがたいその教えに 何度も抵抗し、放棄しながらも ここまでやって来れたのは、

隣で黙々と そして淡々と、一心に一切を欲するように 学ぶ姿勢を変えることがなかった、りょうこうのおかげです。

今も 共に歩み、常に 根気よく導いてくれている 心の存在があったからです。

  ​

ACIMと、それに関する補助教材によって深めた理解、

自らの学びと、体験を通して理解してきたこと、共に学び歩んできたパートナーと、

照らし合わせながら深めてきた内容の数々を、

ACIMのイエスの言葉に 誠実に耳を傾け、一なる心に忠実であることを 心がけつつ、

ポイントを押さえながら わかりやすく、時に、私たちが陥った誤りも シェアしながら、

お届けしていきたいと思っています。

< 参考 >

○フリー百科事典 ウィキペディア

○JACIM(奇跡講座 学習支援サイト)

​・Home ・ACIM 公認邦訳プロジェクトの推移と現状について

 ・FACIMについて ・関連サイトより FIP アーカイブ

​ 関連記事として、こちらのページもご参照ください。

ACIMとは

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