愛 一元

それは　ずっと　そこにあった

それは　一度も離れたことなく

ずっと　そこにあった

咎め裁きの想念から　離れ

愛の源から　湧き出るそれは

私の中で　私と共に

ずっと　そこにあった

愛一元

そんな世界が　これから始まる

そこに必要のない　想念が

ここで　剥がれ落ちていく

そして 同時に

今まで封印していたものが 拓かれていく

それを受け入れるまでは　痛みが伴ったけれど

それを　受け入れてしまえば

穏やかな流れの中で　ただ　それは起こり

自分の存在としてのそれを　ただあるものとして

次第に　受け入れるようになってくる

ようこそ　おかえり

そっと　迎えられたその場所に

私は　少しずつ馴染んでゆく

そして

そこと繋がった　私の意識で

この世界を　歩んでゆく

受け入れれば　受け入れられる

与えれば　与えられる

そんな　関係性の中で

それは私とひとつになって　溶け合っている

愛一元

それは　私そのものとして

静かに　拡がってゆく