存在しているもの

今　何故に

ここに　こうしているのか

何故に　ここにあり

存在しているのか

起きることは

起こるべくして　起きている

あるものは あるべくしてある

そして

今ここに

すべてが 整っている

だけど

それらに

意味が　あるわけではない

存在するものには

存在の意味が

あるように見えるし

存在の意味が

与えられているから

それが

あるように思えるけれど

その存在に

意味を与えているのは　私

価値を与えているのは　私

すべては

私自身の心が　決めていること

そして

それら　すべては

私のために

何もかもが　整っている

けれど

それが

そこに　存在するのは

それを

私が

求めているからに　すぎない

そして

その存在の

今あるものの意味を

表に

出していくことは

今まで　思い込んでいた

それらの意味を　忘れ

本来の姿を　思い出すこと

自分が

存在させている

今

ここにあるものに

光を

あてることで

今までとは

違ったものが　見えるようになる

つまり

気づかなかったことに　気づき

見えなかったものに　視線を向け

視野が

広がっていくことで

本来の姿が

見えるようになるのだ

新しいものは

生み出すのではなく

新しきものは

正しい

視覚によって生じ

新鮮なるものは

永遠に　生み出されていく

今　何故に

ここにこうしているのか

何故に　ここにあり

存在しているのか

それは

存在の意味を　見出すためではなく

存在の　無意味さを

確認するためでも　ない

それは

新しいものを

生み出すためでもなく

生み出したものを

進化させることでも　ない

それに

私が望む意味を　与えたばかりに

見えなくしてきた

その存在の

ありのままの姿に　気づくこと

意味を与えた

自分自身に　気づき

意味がなければ　存在価値がない

と　思い込んでいる

自分自身に 気づくこと

意味や価値を

超えたところにある

本来（存在）の姿に　気づくこと

そして

そこに気づいたなら

自分にとって

存在価値がないものは

自ずと　消え去っていく

起きるべきことは　起こり

あるべきものは　ある

だけど

それに意味はない

そして

意味を持たないと

存在できないものは

ただの

虚無にすぎず

意味を持たなくても

存在しているものは

それだけで

価値あるものであり

ずっと前から

変わることなく　永遠に

そこに

実在しているものなのだ