赦すことのためだけに
- CHIEKO
- 2020年6月28日
- 読了時間: 3分
知りたいと思わなければ 知ることはできない わかりたい と思わなければ わかることはできない
その想いが
強いか弱いかに関係なく
最初に その意欲を差し出さなければ
何も 始まらない
そして
理解したいと 真に思う時
それは すでに そこから始まっている
その現れ方は
自我の解釈をはるかに超えている
自分の都合のいいようにしか 解釈できない自我には
到底 そのことの価値判断はつけられない
どんなことでも 誤って価値判断しては
自分自身を 落ち込ませたり 喜ばせたり 悲しませたり 浮足立たせたりする
だけど
自我が表す感情は どうでもいい
いま起こっていることを 真に見ることができるなら
それは たとえ ループに入っていると感じても
それは たとえ どん底のように思えても
それが
真に 目覚める瞬間だったりするのだから
健康そのものの ヘビースモーカーがいるように
完璧なビーガン菜食で 癌に蝕まれていくこともあるように
形態の顕れには 何の意味もない
大事なのは
内なる心の 体験なのだから
悟りたい と思うのも自我なら
悟ることができないのも 自我だけど
最初に 悟りたい という想いを
自我が抱かなければ 悟りは起こらない
自我は 何も悪くない
ただ 何もかもがわかっていない
ただ それだけだ
自我は何もわかっていない そのことを含めて・・・
ついつい
自我を責めてしまうもの 自我だけれど
責めて責めて 責めまくって
もう ここから抜け出たい と思うのも自我だし
もう ここから抜け出たい
と 思う気持ちを持つことで
その状態から
抜けられないようにしているのも 自我自身だ
このループは いつまで続くのだろう
一生 ここから抜けられないのかな
いや そんなはずはない
何か 別の見方があるはずだ
そこに立って 初めて
そこに 目覚めが起こってくるのだ
最近 螺旋の回転が
小さく 早くなっているように思えるのは
この 小さな目覚めが 渦のように あちこちで 起こっているからなのかもしれない
体験しなければ わからない 体験しなければ 見えてこない
そして
それらの材料を 提供してくれるのは
肉体を持った この世界だ
この世界は 本当に面白い
すべてが パラドックスで
すべてが 私たち人間の理解を超えている
そして
内なる心が 体験する度に
その面白さに はまっていく
(これは自我の声)
いつしか
すべてはわたしひとりしかいない ということも
この世界は 幻想だってことも
実は誰もいなかった ってことも
こうした 体験の中で
はっきり見えてくる日が 来るのかもしれない
だけど
それが 大事なんじゃない 私は そこに価値を置かない
この世界での 内なる心の旅路に終わりはない
内なる心の旅路で 体験を重ねる度に
この世界は
真に赦す
このことのためだけに 存在している
このことを
ひしひしと 感じるのです
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いつも私を 近く遠くに感じながら 心を寄せてくださって ありがとうございます
あなたが 幸せであることを思い出せますよう 近く遠くに 祈っています

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